低酸素脳症の医療事故

急性脳症の医療事故

夕方、5歳になる子供が急に痙攣を起こしたので救急車で市内の総合病院に向かいました。処置を受け、先生から急性脳症の疑いがあると言われました。そのまま入院して麻酔薬の投与を受けていました。麻酔薬投与の最中にアラームが鳴り始めたのでおかしいと思い看護婦さんを呼びました。

しかし看護婦さんは大丈夫ですと言ってアラームを止めてしまいました。それでもアラームが鳴り続けたので、看護婦さんになんのアラームかと聞くと機械の誤作動で酸素飽和度のアラームが鳴りやすくなっているとの説明でした。

しかし翌朝子供が起き出す様子もなく呼びかけても意識が戻らないので、慌てて先生を呼ぶと低酸素脳症になっているとのことです。重度の障害になる可能性があるということを聞いて目の前が真っ暗になりました。痙攣の際のお医者さんの最初の処置が悪かったのか、アラームがなった時にすぐ先生を呼ばなかった看護婦が悪かったのかが頭の中で交錯しました。1週間たっても子供はまだ寝たきりの状態で、何とか意識だけは戻ってほしいと願っています。

主人は弁護士を立てて訴訟を行うよう準備していたところ、病院側から示談の提示があったそうですが、私の話と病院側の話で食い違っている部分があり病院が当初発症状況を隠そうとしていたことが分かりました。示談には応じないで医療事故として訴訟に踏み切ることに決めました。

DATE:2016/1/22